声のかけら。自作パッチ
声のかけら。とは
声のかけら。 は 結城浩 さんの作った Wiki のような 掲示板のようなメモ帳のようなWebアプリです。 僕は掲示板にも使ってますし、 メモ帳にも使っています。
パッチ
これらのパッチは「声のかけら。」と同じ条件のもとで配布することができます。
- 日付なしの記事が書けてしまうバグを修正する
- スパムフィルタ
- 文字コードをUTF-8にする
- Subversionでバックアップをとる
- 検索エンジンのロボットは 検索ワードを保存したり削除したりできなくする
インストール手順
パッケージを入れる
Fedoraの場合です。適宜読み換えてください。
# yum install perl-Jcode
アーカイブを解凍する
ここにもミラーしておきます。
$ cd kakera
$ unzip ../kakera100.zip
パッチを当てる
基本的には必要なものだけでいいのですが、上から順に当てないと依存関係があったりします。
$ patch -p 1 -i ../kakera-1.00_nullid-0.1.0.diff
$ patch -p 1 -i ../kakera-1.00_spam-0.3.0.diff
$ patch -p 1 -i ../kakera-1.00_utf8-0.1.1.diff
$ patch -p 1 -i ../kakera-1.00_subversion-0.1.0.diff
$ patch -p 1 -i ../kakera-1.00_robotua-0.1.0.diff
不要なファイルを消す
僕はデフォルトのテーマしか使わないのですが、適宜読み換えてください。
$ rm -R .htaccess clover.cgi files/* images/* lib/Jcode* news.cgi \
theme/{clover,news} tools/simple_theme_converter.pl
$ find -name \*.orig -print0 | xargs -0 rm
テンプレートのUTF-8化
$ cd theme/default
$ mkdir ../utf8
$ for i in *; do nkf -wLu $i > ../utf8/$i; done
$ cd ..
$ rm -R default
$ mv utf8 default
CGIとバックアップスクリプト
バックアップスクリプトは必要な方のみ
$ mv index.cgi x
$ nkf -wLu x > index.cgi
$ rm x
$ chmod +x index.cgi
$ chmod +x tools/backup.sh
パスの設定
CGIの設定を変更します。 ライブラリ、データファイルやバックアップスクリプトは外部から見えないところに置いた方がいいかも。
バックアップスクリプトにもデータファイルのディレクトリの設定があります。
Subversionの設定
「Fedora7にSubversionとTracを導入」のように HTTP経由でコミットするようにしてもいいと思いますし、 次のようにして直接ファイルに書いてもいいと思います。
$ svnadmin create /tmp/svntest
$ svn import files/ file:///tmp/svntest/
$ rmdir files
$ svn co file:///tmp/svntest/
$ mv svntest files
$ cd files
$ svn propedit svn:ignore .
$ svn commit
svn propedit svn:ignore .
で立ち上がるエディタには、次のように入力します。
recent_changes.txt touched.txt
パーミッション
$ chown -R apache.apache files images
$ chown -R apache.apache /tmp/svntest
書き込み認証
SPAMを(ある程度)防いだり、
検索エンジンのロボットが検索履歴を消していかないように設定する方法です。
声のかけら。にDigest認証をかけてみたよ